糠塚大慈寺は、松館の大慈寺の宿寺として
延宝年間(1670年代)に創建された
といわれています。
山門については残されている棟札から
天保2年(1831)十六世興文要曹逸代に
建立されたことが知られています。
三間一戸の楼門で、屋根は入母屋造り、
中備に蟇股を置き軒支輪を回しています。
そして上層の正面三間のうち中央に棧唐戸、
両脇間に花頭窓、十六羅漢を祀っています。
この山門の大きな特徴は、一階の正面中央の間が
琴柱の形をした火燈窓の形式を取り入れ
楼門の中央に用いる例はほかにはない
といわれています。