「彼岸」はサンスクリット語の「波羅密多」から来た
ものといわれ煩悩と迷いの世界である【此岸(しがん)】
にある者が「六波羅蜜」(ろくはらみつ)の修行をする事で
「悟りの世界」すなわち【「彼岸」(ひがん)】の境地へ
到達することが出来るというものです。
太陽が真東から上がって、真西に沈み昼と夜の長さが同じ
になる春分の日と秋分の日を挟んだ前後3日の計7日間を
「彼岸」と呼びこの期間に仏様の供養をする事で極楽浄土
へ行くことが出来ると考えられていたのです。
秋彼岸は毎年9月の秋分の日をはさんで
前後3日合計7日間です。